環境省が平成14年3月に出した「生活排水処理施設整備計画策定マニュアル」によると、浄化槽本体は設置後30年経過しても使用に耐えていることが分かりました。しかし浄化槽の埋設場所や状況、地震等によっては亀裂や破損等が発生する場合もあり、そういった場合は修理や入れ替えが必要になります。
それらを踏まえて、浄化槽本体の耐用年数は必要な保守・修理を繰り返し行うことで、おおよそ20~30年とされています。
また、浄化槽に付帯している、空気を送る為のブロワーや排水の為の放流ポンプ等が本体よりも先に劣化します。そのため、本体だけでなく付帯設備に関しても合わせて、保守・修理を続けることが必要となります。