放流ポンプの役割

一般的に浄化槽の排水方法は自然放流が主流です。自然放流とは、上流側の台所・風呂等の各排水先から、下流側のU字溝（いわゆる側溝）等の放流先まで緩やかな傾斜をつけ、その傾斜を利用して排水を行うことです。

ところが住宅の間取りや敷地面積等の関係で、自然放流の傾斜が取れない場所に浄化槽を埋設する場合があります。そういった場合に、放流ポンプを使って強制的に処理水を排水することになります。

つまり、すべての浄化槽に放流ポンプが設置されている訳ではありません。